2005年12月26日

モルト・カンタービレ/堀米ゆず子

音楽のこと、家族のこと、ブリュッセルのこと…世界で活躍するヴァイオリニストが綴る、音楽人生"思いっきり歌って"。堀米ゆず子、初の書き下ろしエッセイ。(「BOOK」データベースより)

エリザベートコンクールの様子が興味深かった。(笑)
本選期間、ファイナリスト達は森の奥深くにあるチャペルに“幽閉”されるのです。
電話なし、テレビなし、友達なし、外出一切禁止の個室で、新作のヴァイオリン協奏曲を含む本選の曲目を一人で練習しなければならない、と。
なんだか火曜サスペンス劇場の舞台としては傑作だけど、本当にそういう伝統が続いてきたというからスゴイ…。
ファイナリスト達の雰囲気はとげとげのコチコチかと言うとそうではないようで。
ここまで勝ち抜いてきたという共通の戦友意識があり、食事時などかなりにぎやかな国際交流になっているということでした。
作者はこの1980年エリザベート王妃国際音楽コンクールで見事優勝します。

難関のコンクール優勝、デビュー、ソリストとして世界を股にかけての仕事、結婚、出産、子育て。
ひとりの女性の歩み方をじっくり読みました。
口語に近い言葉遣いで書かれているので、とても読みやすく親しみが持てます。楽しく読める本です。

モルト・カンタービレ―ブリュッセルの森の戸口からモルト・カンタービレ―ブリュッセルの森の戸口から
堀米 ゆず子

NTT出版 1995-11
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ちなみに妹さんは“もも子さん”。
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | クラシック音楽の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by bloog at 2005年12月27日 18:27
本年もよろしくお願い申し上げます。この場をお借りして、トラックバックの練習をさせていただきました(まだしたことがなかったもので・・・。恐縮です)。

堀米さんの演奏は優勝直後から数回聴きにいったことがあり、彼女のとても真摯な演奏が記憶に残っていて、どみさんのご感想をなつかしい思いで読ませていただきました。

ついでながら、どみさんは、フランス組曲とそれ以外のバッハの鍵盤曲で何か違いをお感じになりますか。フランス組曲を親しく感じるのは、私個人の勝手な思い込みでしょうか。
Posted by domani11 at 2006年01月09日 15:43
domani11さん、今年もよろしくお願い致します。
お名前のところはこっそり直しました。(笑)

私が初めて堀米さんの演奏を聞いたのは、カーステレオのFM、でした。(笑)
コダーイのVn.+Vc.の二重奏曲でしたが、本当に見事で、音がしばらく耳から離れませんでした。

フランス組曲とそれ以外のバッハの鍵盤曲で違いは…ということですが、実は私はバッハの鍵盤曲にあまり詳しくないのです。
恥ずかしながら副科ピアノ程度の知識しか持ち合わせていません。失礼しました。(笑)
domani11さんの文章でなるほど、と思った次第です。

domani11さんは、たくさんあるバッハの作品の中から何か小さな違いを感じ取れる、素敵な感性をお持ちなんだと思います。
Posted by どみ at 2006年01月10日 00:09
どみさん、ご配慮ありがとうございました。

>素敵な感性をお持ちなんだと思います

もったいないコメントをいただき、恥ずかしい限りです。今後も精進に努めます。(笑)
Posted by domani11 at 2006年01月10日 00:21
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