2006年03月05日

小笠原諸島父島の旅3日目[クジラ&南島&兄島海中公園]

ホエールウォッチング&ドルフィンスイム&南島上陸&兄島海中公園シュノーケリングの1日ツアーに参加しました。
クルーザーボートに乗船して野生のクジラとイルカを捜しながら父島沖を駆け回ります。
はれて海の女になれる日です。

gyosan.JPG まずはぎょさんを購入。735円。
ぎょさんとは“漁業従事者専用サンダル”。
見た目はビーチサンダル型便所サンダルのようだけど、滑りにくくて丈夫で使い勝手が良く、船上でも陸でも島民必須アイテムなのだとか。
島民老若男女はもちろん、観光客も小笠原に来たらぎょさん。私も島に来る前から狙っていました。
確かに、街を歩けばぎょさん率は8割くらいに達していたみたい。(8割がサンダルの街ってすごいでしょ?)
ぎょさんを履いて初めてこの地に溶け込めた気がしました。(笑)


私が父島に行こうと思ったきっかけの一つが南島
父島は溶岩の島ですが南部にあるこの南島一帯だけは珊瑚の島で、沈水カルスト地形というのだそう。白い砂浜と透き通った水色の海なのです。
あるガイドブックには「ここを見なければ死ねない」とまで。
そこまで書かれちゃモーツァルトご誕生250年など祝っているヒマはないのです。

南島入り口の鮫池。そう、この色! minamisame.JPG

珊瑚の山を登ると見えてきました砂浜。

minami3.JPG

小笠原にはボニン・ブルー(BONIN Blue)という言葉があります。
ボニンは「無人」が訛った言葉で、「無人島の青い海」という意味。
きっとこんな色をボニン・ブルーというのだと確信しました。

minami4.JPG

昼食&昼寝タイム。 minamihito.JPG 

南島に降りた時に、この島に合う音楽(あるいは曲)は何だろうかと考えたのですが、それは愚問でした。
この地で音楽は何の意味も持たないのです。
静寂の上に広がる波の音と鳥のさえずり。それ以上のものはありません。

             minamikusa.JPG

淡水の池に行き遅れた白鳥が1羽。 minamihaku.JPG

        minamikaeri.JPG

minamimaimaia.JPG 
ヒロベソカタマイマイの半化石殻。ウミガメの卵の殻もいくつか。

さて、ホエールウォッチング&ドルフィンスイムですが、ちょうどザトウクジラの観測シーズンだったこともあり、うじゃうじゃいました。
あちこちでブロウ(水蒸気=潮吹き)が上がり、海面から顔を出したり尾びれを高く上げて潜りこんだりする様子が見られました。

これで50mくらい接近したところかな?zatou.JPG

イルカのほうは残念ながら1頭しか出会えず。
ドルフィンスイムをすべく私もシュノーケルで海に入ったものの、イルカはきっと「ぎこちない泳ぎの奴が来たな」と察知したのでしょう。すばやく逃げ去って行きました。
イルカがごきげんな時は、海中で人間とダンスしてくれるそうです。相手を選ぶそうですがね。
泳ぎの上手な人間が好きなイルカもいれば、カラフルな水着を着たぽっちゃりめの色白の女の子ばかりを狙うエロイルカもいるらしい。


最後は兄島海中公園でシュノーケリング。
一番始めに潜った男の子が「うわぁ、ここ竜宮城やで!」と叫んだので、まさか〜と思って海中を覗いたら、

ホンマや!竜宮城や!(笑)

珊瑚礁が広がる海中に、色とりどりのお魚さん達がもう、うじゃうじゃわいわいと!
日光が海中にまで射し込んでいて、それはそれは美しいボニンブルー。
写真でしか見られないような光景がそこに広がっていました。

魚の多さを言葉で表すならば、ヒッチコックの「鳥」です。(笑)
襲いはしませんが、それくらい魚はいます。
人に慣れているのか、触れる位置まで近寄ってくるのです。
良かったなぁ。水中を撮れるカメラを用意すればよかった!

私は硬派な山ヤの両親に育てられた筋金入りの山女なのですが、

海ってイイ!(・∀・)

今度は両親を海に引きずり込んでやろうと思いました。
海なんてちゃらいわ〜と言っていたのはいったい誰でしょう。




夕飯を食べにレストランに行ったら「本日クジラフェスタに出張しているのでお休み」の張り紙が。
そこで私もクジラフェスタなるものを覗いてみることに。
屋台で“カメの煮込み”なんてものを発見!
頂いてみると…牛すじっぽい感じ?すきやき風の味付けでした。
けっこう歯ごたえがあり、こってりと油分もある感じ。
小笠原ではアオウミガメを煮込んだり刺身にして食べる習慣があるそう。


東京都ヘヴンアーティストご一行様来場。
vn.JPG 
ここでヴァイオリンを聴くなんて思ってもなかった…。しかもへっぽこではないと見た。(笑)
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(10) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 カメって食べられるんですね…!
Posted by 左近 at 2006年03月11日 14:28
ひょいとは 行かれない場所。
もう 別世界ですね〜
毎日 楽しみにさせてもらっています。
Posted by Megpooh at 2006年03月11日 22:10
砂浜の写真を見て「紅の豚」の秘密?基地を思い出してしまいました。海の色も近いかも:)
島・海って良いですよね。
どみさんも山女(やまめ)から海女(あま)へと、魚から人間の女性に変身したというわけですね!

それからどみさん、リンクありがとうございます。嬉しいです。リンクが切らされないように、あのサイトも少しは続けなければと思いました:)
Posted by Amehare at 2006年03月11日 22:37
南島は映画「紅の豚」に出てくるあの景色のモデルだと聞いています。
気づいた方、すごいですね〜!(^_^)

島のぎょさん率は本当に高く、島民がたくさん集まる場所では下駄箱に「ぎょさんを間違えないでください」と貼り紙がしてあったりします。
私も島に住んで3年以上、ほぼ毎日ぎょさんしか履いていません☆

実はくじらフェスタにも出演してました(バイオリンじゃないけど・笑)きっと広場のどこかで、どみさんとすれ違っていたはず!?
Posted by 青い鳥 at 2006年03月12日 00:24
左近さん。
猟期は新鮮なカメ肉がいただけるそうですが、私がいただいたのは冷凍肉でした。
マズイっていう人もいました…私はもう一度食べてみたいと思いますが。(笑)
食べるだけではなくて、繁殖も盛んなようですよ。


Megpoohさん。
ひょいとは行けない…まさにその通りです〜。
往復で50時間以上かけて行こうなんて、清く正しく美しい社会人が考えることではありません。
観光客の多くは大学生だったような。それ以外はほとんどお仕事で渡島した方のようですね。


Amehareさん。
あ、そういえば紅の豚にはそんなシーンがありましたね。
沈水カルスト地形というのは世界で2箇所しかなく、小笠原の南島とイタリアのどこか、のようです。
何か関係があったりして。(笑)


 >魚から人間の女性に変身したというわけですね!

さすが、うまいことをおっしゃいますねぇ!(*´ I`)ゞ
Posted by どみ at 2006年03月12日 00:33
青い鳥さん。
真っ赤なぎょさんを家まで持って帰ってきましたが、うちの玄関でめちゃくちゃういてます。(笑)
私が泊まった宿のお宅ではぎょさんに印がついていたりしましたね。

きっとすれちがっていたのでしょうね〜!
left!light!left!light!の掛け声が印象に残っています。
ビジターセンターで楽譜をいただきました。

Posted by どみ at 2006年03月12日 01:26
わー、私を小笠原へ連れてって〜
行きたい〜
Posted by castle at 2006年03月12日 09:33
う〜ん、素晴らしいところですねぇ!
25時間といえば飛行機でアメリカまで往復してこられる時間ですが、これだけ時間をかけないとたどり着けないからこそこれだけのものがあるのでしょうね。どみさん素晴らしい体験をしてこられましたね。私まだ日本にこんな場所があるなんて知りませんでした。
Posted by ete at 2006年03月12日 13:57
はぁ〜、ここまでくるとため息が。
きれいなところだなぁ・・・。
Posted by akisute at 2006年03月12日 23:03
castleさん、eteさん、akisuteさん。
往復50時間超の船旅を(社会人が)選ぶのは、やっぱりヘンクツかもしれません。
でもそれだけの魅力が父島にはありました。

父島に新空港建設の案が出ていますが、ちょっと残念だなとも思います。ただの観光地になってしまいそうで。
飛行機が飛ぶ前にもう一度行きたいなと思います。
Posted by どみ at 2006年03月13日 10:17
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05??06年末年始 小笠原紀行 其の24
Excerpt: 2006.1.1 a.m. 父島で新年を迎え,大神山神社への初詣―
Weblog: 「なか」はこんな人間だっぺ。
Tracked: 2006-03-12 15:33
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