2006年03月08日

小笠原諸島父島の旅最終日[旅のココロは]

どうして太陽は寝坊しないんだろう。だから私も目が覚めてしまう。

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おがさわら丸からの朝日。


変わり者が変わり者のままで堂々といられる島、小笠原。
船で往復51時間の旅を選択する時点で、やっぱり偏屈と思われても仕方ない。(もちろん私も含まれますわー。笑)
私が一番最初に小笠原に惹かれたのは、まさにこの“51時間”。昨秋のことだった。
そんなに遠いならますます行きたくなるもの。いつ行けるかわからないというなら今行きたい。船で1日過ごすと景色はどう変わって行くのか。
妹には「ありえない」と一蹴され、母は「沖縄がいいなぁ」と私の燃える旅心に水をかけるようなことを言い、父は父で「海なんかやめなさい」とよくわからないことを言い、犬には無視された。(うそ。)


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年末の演奏会シーズンでの怒涛な日々から解放されて正月を迎えた時、「あぁやっとこれで一人旅に出られる」と思ってほっとした。
仕事柄ビータ(旅)の機会は多いが、背中に楽器がある限りそれは旅ではなく仕事である。
楽器から離れて一人になって自分勝手に歩き回りたかった。
行きたい方角へ行き、食べたいものを食べ、見たいものを見たかった。乗りたいものに乗りたかった。

すぐにでも行きたかった旅も結局3月にまでずれ込んだのだが、結果的にはそれで良かったと思う。
ちょうどホエールウオッチングにいい季節だったし、海ではウエットスーツを着用したものの泳げる水温だった。旅の仲間も出来た。


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同じ船に乗った面々を窺ってみると、鯨類鳥類の実習や卒業旅行らしき学生さん、バカンスらしきご年配のご夫婦が多かったように思う。
それ以外は島民か仕事で命ぜられるままに来た人かへっぽこ演奏家くらいなものだろう。
やはり誰でも来られる島ではないのだ。それがこの島をよりいっそう魅力的にしている。

誰でも来られる島でないということは、そこに集まる面々もなかなかユニークだ。
美しいビーチに行くために往復4時間以上をかけて荒れた山道を完歩した男衆もいたし、よほど景色が気に入ったのだろうか、川べりの柵にまたがって一人で菓子パンをほおばる女の子もいた。(私ではない。笑)
俺はエコを貫き通すのだと、汗だくでひたすら歩き旅に徹していた益荒男もいた。
そして彼ら彼女らの猛者が顔を合わせれば、お互いのファイトを称えお互いの珍獣ぶりを認め合うのだ。


sinagawa.JPG
             


父島には新空港を建設する案が立ち上がっている。
もし本当に建設されたら島民にとってもそれはすばらしいことだし、これまでより多くの人が訪れるだろう。

ただ、美しいままであってほしいと願う。


空港ができる前に、もう一度おがさわら丸で訪れたい。




6日ぶりの東京は、春色の空気が流れていました。

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小笠原海運
 おがさわら丸を運行。小笠原ガイドや船内紹介に旅心を掻き立てられます。

まるひネット
 島で唯一のインターネットスペース。携帯メールのチェックに使わせてもらいました。

パパヤ マリンスポーツ
 父島1日コースでお世話になりました。 
 南島上陸&昼食、兄島海中公園シュノーケリングが特に良かったぁ。

ボニンブルー シマ
 半日戦跡ツアーでお世話になりました。一人参加も可はありがたかった!
 マルハチ、タコノキ、オガサワラビロウ、覚えました。

ホテル ナインボール
 私が泊まった自炊宿。ワンルームアパートで部屋がとても広かった。(広すぎて寂しくなるくらい。笑) 
 生活に必要なものはすべて揃っていました。


Special thanks!!
エンジョイ!島ライフ 青い鳥さん。
 父島にお住まいで、島のナマ情報をいろいろ教えてくださいました。
 ありがとうございました!
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とうとう終わってしまいました・・・:)
楽しくて素敵な記事と美しい写真をありがとうございます。僕も愉しませて頂きました。すっかり行った気分になってしまいました:D

写真は二等船室ですか?枕が素敵です:)
真ん中にある真鍮?の器は、酔ったときのお友達容器でしょうか?:D
またまた詰まらぬ質問で相すみませぬ・・・・
Posted by Amehare at 2006年03月15日 23:17
住んでる私も “旅する気分” で読ませていただきました♪

小笠原は遠いし不便だし情報も少ないし、漫然と訪れてのんびりするもよし。でも求めれば見どころの多い土地でもあります。どみさんは父島を丁寧に楽しんでくださったんだなぁ〜と嬉しくなりました!

リンクでご紹介、どうもありがとうございます。
イベント続きで猛烈に忙しい3月だけど、更新せねば〜!(笑)
これをご縁に、また遊びに来させてくださいね。
Posted by 青い鳥 at 2006年03月16日 23:13
どみさんの小笠原紀行終わっちゃいましたね・・・名残惜しいなぁ
船が苦手な私も、なんか行ってみたくなりました。
朝日の写真とってもきれいです。
お日様の光で心も体も浄化されそう・・・
明日からちょいとお江戸に出向きます。
Posted by balooのママ at 2006年03月17日 00:04
Amehareさん。
写真は2等船室です。仲間がいたので遊びに行きました。
不気味な光を発して輝くのは、おっしゃる通りお友達容器です。
1ブロックごとに1〜2個くらいずつ置いてあり、初めて見た時はなんだかショックでした。あっても困るし使われても困るし、無いのはもっと困るし…。
特2等にはありませんでしたよ。(笑)


青い鳥さん。
本当にありがとうございました。
くじらフェスタで大活躍されていたとのこと、「魅せる雰囲気」がありましたねぇ。さすが、皆さんすごく場慣れしていらっしゃるなぁと思いました。
これからのご活躍もお祈りいたします。更新楽しみにしています。^^


balooのママさん。
私には初めての船酔いだったのですが、一度経験してしまえばあとはもう何でも来い!です。免疫がついたみたいです。(笑)
最後の最後で、朝日が見られました。
行きの船でも島でも朝はお天気に恵まれず、撃沈していましたので。やっぱり朝日はイイ!

お江戸はお天気悪いそうですよ〜。道中お気をつけくださいませ。
Posted by どみ at 2006年03月17日 02:02
はじめまして、
キレイな海を見ながら島寿司弁当、
ほんと美味しそうです。
毎年のように沖縄からマンゴーを取り寄せてるのですが、
一度マンゴーがごろごろなってるところを見てみたいと思ってます。

旅はいいですね〜、いい時間が流れてます、
私もどこかに行きたくなりました(^^)
Posted by Hiroki at 2006年03月17日 04:42
Hirokiさん、いらっしゃいませ。
沖縄のマンゴーっておいしいんですってね!超高級品だとか。
キレイな海を見ながら島寿司弁当、これを思いついた時はアタシって天才!と思いました。
でも遠くからこの姿を見ていた人がいたならば、一人でなんてさびしー女だろーって思ったでしょう。(笑)
Posted by どみ at 2006年03月17日 22:59
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