2007年03月31日

黒川温泉へ!【Yuまみれ】

もーう、私に何が足りてないかって、「湯」に決まってんじゃないの。
最近お肌も心もがびがびなのも、泉谷しげるの頭部が妙にダンディに見えるのも、楽器ケースの肩ひもの金具が壊れたのも、ビタミンYuが欠乏しているからに決まってる。んだ。

だから、私は熊本にたどりついた。(うわぁ、強引。)
露天のYuが体にしみこむしみこむ。
硫黄泉でもひかえめのやわらかいYuでした。

黒川温泉、メインストリート。 kuroji.JPG

谷あいの、しっとりとした温泉街。
ホテルの派手な看板無し、むりやりまんじうを握らせる商人無し、ネオン街無し。
寄り合うように建っている旅館からは所々湯気が上がり、谷底には静かに川が流れている。
この日は晴れていたけれど、雨も似合いそうな地。

温泉卵、フロント迄! kuroe2.JPG
いいよねぇ、こういうの。
温泉と言えば温泉卵。松坂と言えば松阪牛。イチローと言えば小沢。
とろとろを塩でいただきました。
おんたま大好き。おんたまを家で毎日食べたいばっかりに「温泉卵メニュー」の機能がついた炊飯器を買ったくらい。
ちなみにお水で作るのは「温度卵」と呼ぶらしいです。
テレビで料理教室のせんせーが言ってたよ。

kuroo50.JPG わんだほ!
こちらは温泉ゆでたまご。硫黄の香りがよくしみこんでうまー!
1個50円。旅館のお庭にて。ここの卵になりたい。


黒川は露天風呂だけではない。 kuroir.JPG
いろり付き足湯。あのカップルは足をからませてるに違いないっ。うわぁ。

kuroiam.JPG 風呂あがりにきゅーっと!
生きかえるんだなー。
風の舎の「西村武志牧場の山吹色のジャージーヨーグルト」もんまかったです。
マイお気に入りドリンク飲むヨーグルト部門で、殿堂入りが決定しました。たいしたヤツです。



kurobu.JPG

屁をひっておかしくもなし独り者ってかー。がはは。 

【完】
posted by どみ at 23:59| 東京 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月30日

黒川温泉へ!【寝台特急はやぶさに乗る】

齢を重ねるごとに、温泉が好きになっていくんだよね。
駅の旅行カウンターにある旅行商品のパンフレットを手に取れば、もう心はそこに飛んで行ってしまう。
そこの湯はどんな色でどんな香りなのかしら。どんな味でどんな湯ざわりかしら。どんなお風呂があるのかしらー!と。

熊本の黒川温泉は、同じ九州の別府や湯布院に比べれば小さな温泉街だけど、山間の落ち着いた雰囲気の良い地に良い湯が湧くのだとか。近年静かな大人気だそうで。
人に薦められるがまま、黒川めがけて突進してきました。
“もぉ〜いーくつ寝ぇるぅとぉ〜”と、心の中で何度熱唱したことか!


自称ソフトな鉄子の私はもちろん寝台特急「はやぶさ」で。
kurohaya.JPG 

風前の灯のブルトレの中で、次に廃止されるとしたら「富士・はやぶさ」の気がするんだな。
だから早いうちに乗っておきたかったの。
仕事後に東京から新幹線で追っかけました。東京駅発18:03には間に合わんも。名古屋から乗車。列車番号は「1」!


あ、こういうとこ、ブルトレっぽい。 kurohayak.JPG

B寝台ソロの、昭和の香りを感じる、ベッドサイド。
清潔な老朽化がこれまたいいんです。
Bソロらしき個室の狭さも、一晩の秘密基地としては上等。2階でした。

検札に来た車掌氏に「熊本から先はお急ぎで?」と聞かれたのでなぜかと尋ねたら、この先少し運行が遅れるかもしれないとのこと。
「遅れるぶんにはかまいません。楽しんでますから!」と言ってしまった。むはー。

点在する民家の明かりが流れゆくのを目で追いながら、時間を楽しむ。ごとごと。うとうと。旅人になる幸せな時間。


kurohaya4.JPG 寝台列車の朝も好き。
窓は山側を向いているものの、植生や川の様子から海に近い所を走っていることを実感。
一夜明ければ風土が変わる。これ夜汽車の醍醐味。と偉そうに語ってみる。

熊本駅11時48分着。 kuroh2.JPG
風呂なし、シャワーなし、リビングもキッチンも食堂もないけど、素敵な13時間でした。


次に乗るなら交通手段としてではなく「用はないけどただ乗ってみる」と行きたいもんですなぁ。
続く。 kurohaya5.JPG

【3.15〜16】





寝台特急あけぼの http://domis.seesaa.net/article/6577391.html
posted by どみ at 23:59| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月03日

草津温泉でSを浴びる

正月といえば、箱根駅伝。
今年も順天のいまいくんがとてもかっこ良かったので、家族で群馬の草津温泉に行きました。(意味不明)
幸いというか残念というか、雪はかなり少なめ。
昔は山のほうのスキー場からそのまま温泉まで滑って降りてこられたそうだけどねぇ。


kusasai.JPG 西の河原公園

川原いたる所から源泉が湧き出し、湯川となって流れます。
硫黄の香りがもうもう。ありがたやありがたや。
子供の頃「卵が腐ったにおい、イヤー!帰るー!」とか何とか言って親をがっかりさせた(らしい)前科を持つ私です。
温泉地で硫黄の香りに包まれるたびにそのちっちゃな不徳と未練を思い出して、一人で懐かしくなったり悲しくなったりくすっと笑ったりするのですが、そういう時に必ず父は言うのです。
「オマエはな、せっかくここまで来たのに帰るって大泣きしたんだよなー。あっはっは。」
うるへー。親ってこうだからああやだああやだ。

川原では一番熱そうな「鬼の釜湯」。 kusaoni.JPG

ぐつぐつ煮えたぎる中に母が指をつっこんでひとこと、「45℃」。
あぶないからやめれよ。


西の河原通りでオンタマはっけーん。

kusaont.JPG こういうのを食べたいの。

全日本温泉卵を守る会会員としては、パック詰めされて誰がいつ茹でたのかわからない卵よりも、目の前で温泉から引き上げられたできたてほやほやを味わいたいのです。
このお店のものはお湯で温泉卵(?)にしたあとに温泉に浸すのだと。
この方法だと温泉の成分がより浸透しやすいのだとか。そこまで説明してくれたら合格だ。

kusaonta.JPG ちょっとゆるいけど、おけー!うま!


草津温泉のシンボル、湯畑。 kusayuba2.JPG

子供の頃は、卵豆腐を作っている場所だと思っていました。
だってあの色はそう見えるでしょう?

原子番号16!元素記号はS! kusayuba3.JPG SはspecialのS!

このあと「大滝の湯」でアッツ〜イ湯に浸かって、specialな香りの女になりました。
歳をとるにつれ温泉が好きになっていくなぁ。

kusayuba1.JPG
2007年はspecialな年になる気がしてきたよ。
posted by どみ at 23:48| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

ひとりぶらり中伊豆【おみやげ】

旅先で八百屋やスーパーマーケットを訪れるのが大好きであります。
ちょっとした出張やビータ(演奏旅行)でも、時間があればお買い物クエストに出かけます。
見たことの無い地物やパスタソース(←パスタ好き)などを探し出してうふふと笑ってはお土産にするのです。農協なんかいいね。


湯ヶ野から河津駅に向かうバスの待ち時間がかなりあったので、通りをちょっと歩いてみました。
バス停を3つほど進んだところで、イキの良さそうな八百屋に中りました。地物発見〜。

ニューサマーオレンジ。 724news.JPG

バスの車窓からすずなりになっている木々が見えて「あれはまさか柚子?!」と気になっていたのです。
色といい大きさといいまるで柚子だけど、みかんだって。
ビニール袋に15くらい入って300円。

で、そのおいしい食べ方というのがちょっと変わっている。

724newsu.JPG こんなの。

柑橘類には皮の内側の白い部分(わた)に苦味が含まれているものですが、これにはそれがないのだそう。
りんごのようにナイフで薄く皮をむいてスライスせよ、わたも食えと能書きが注文つけるので、おとなしく従うことにしました。

うん、うまい。

良い意味で野生的なさっぱり感があります。
この季節のものでも酸味は強くなく、やさしい甘さ。
派手さのないところがなかなか良し。
わたは確かに苦くなくて不思議な食感だなぁ。

わたの部分をつけたままのほうが風味があるのだそうで、「洋皿、硝子器等にお盛りになりホークで御召あがりになると大変よろしく誠に天下一品です」。(←能書き)
なんか、酒のつまみみたいだな。




天から突然降ってきた休日に初めての伊豆半島参り。
日帰りで訪れるにはもったいない地であることがじゅーぶんわかりました。(笑)
じわじわとしみ出してくる土地の魅力の中でもめぼしいところだけをかいつまんで帰ってきたので、いくぶんゲネプロ旅のようになってしまった感じは否めません。
でも、井上靖や川端康成(天才のあまり敬称略)が原稿用紙に記したとおり、伊豆の川や森は本当に繊細でやさしく、また力強かったのでした。

今年中に天から突然連休(2日間でも連休)が降ってくることはなさそうだけど、湯ヶ島はまた行きたいなぁ。紅葉の季節にゆっくり、泊まりがけで。
 

関東の梅雨も明けました。(30日現在)
乾いた風を感じたのは久しぶりです。
これで少し楽器が鳴るようになるかな。



                    【ひとりぶらり中伊豆 おわり】
posted by どみ at 23:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

ひとりぶらり中伊豆【クラムボンはたぶん笑つてる】

(24日の続き)

河津七滝に降りてきました。

その一つ、大滝724oodaru.JPG

落差30mくらいありそう!豪快。
滝壺めがけてストレートにずどんと落ちてゆく感じにびっくり。こんなに大きいとは。大滝をナメてました。
この滝の目の前には旅館の露天風呂があります。その名も「川原の湯」。そのまんまや。
入れたらいいなと思って水着を持ってきていたのですが、滝から直球勝負で飛んでくる波動にひるんでしまい、あえなく引き下がったのでした。^^;


724yugano.JPG さらに南下、バスで湯ヶ野へ。

“ゆがの”もなんて素敵な字でしょう。その字の通り温泉街です。
河津川のせせらぎが聞こえる宿で、日帰り温泉を楽しみました。
内湯を独り占め、平日旅人の特権。

湯上りにタオルをぶら下げて、川沿いの湯坂遊歩道をぶらぶらしていると秘湯中の秘湯をハッケン。

此の浴場は湯ヶ野区民共有の浴場です。部外者の無断入浴を禁止します。湯ヶ野区
外来お断り!入りて〜。 724yuganokumi.JPG 
部外者禁止と言えば「ゴミ収集場」くらいかと思ってました、あぁ。(部外者が出すと罰せられます、と電柱に貼ってあるアレ)
中からはおばちゃん達のにぎやかな声が聞こえてきました。
踊子ゆかりの共同湯ってどうやらここのことらしい。
おばちゃんが真っ裸で飛び出してくるのはかんべんよ…。

一高生の宿“福田家”には「歓迎 全日本秘湯を守る会ご一行様」とかなんとかの看板が立てられていました。
こういう人たちも平日旅人なんだな。ぜひ守ってくれ。

724yuganobasi.JPG 724yunosa.JPG

静かな温泉街、薄日もさしてきて風が気持ちよい。
というか…、いくら平日とは言え観光客も地元の人も見当たらないんですけど。
皆さん秘湯に引きこもりですか?


724kawadugawa.JPG 伊豆の川はさらさら。

さらさらさらと早足で流れます。
秋田の雄物川や埼玉の利根川のように山地の水を集めて平野の上を悠然と“進む”のとは違い、泡や光を集めて白いままさらさらと海に“向かって”いくようでした。
これは伊豆半島がお皿の上のオムライス(元祖オムライスのあの型)のような地形だからだと勝手に解釈。
ひと口目のスプーンが下ろされるのは三島か修善寺あたりだな。

そして、あの白い水にはきっとくらむぼんがいるはず。


再びバスに乗り、河津駅まで下りてきました。
湯ヶ野では山の中にいたと思ったのにそれからわずか数十分、空が開けてきたなぁと思ったらもう海です。
さらさらさらが、ざっぱーんになっていました。

伊豆半島じゅうだーん! 724kawaduhama.JPG

この後、JR伊東線の電車の窓越しに小笠原の旅人と偶然“奇跡のすれ違い”を果たし、私は東京の巣へとまた旅立ったのでした。

そう言えば、富士山見えなかったなぁ。724odakyu.JPG 






ひとりぶらり中伊豆【おみやげ】につづく。
posted by どみ at 23:59| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

ひとりぶらり中伊豆【文学的な霧雨の日に】

旅の始まりはやっぱり雨なわけで…。724i1.JPG

ここ1年のひとり旅は、すべて雨のスタートです。ハイ、100%です。
たぶん、私は雨の星の下にに生まれたのです。誰ですかあめおんなってストレートなこと言ってるのは。

行き先を中伊豆にしたのは、井上靖の自伝的小説“しろばんば”の世界を見てみたかったから。
初めて読んだのは中学の国語の教科書(抜粋)で、その時は「大正のクソガキの話なんてつまんないや」という印象でした。(笑)
井上靖の本を1冊読んで感想文を提出せよという宿題が出て、ママに頼んでしろばんばを買ってもらい、しかたなーく読んだもののやっぱりつまらなくて、長いこと本棚の奥に眠っていたのでした。
それから十数年後ですよ、再びページをめくったのは。
引越しの際、古本屋に出す前に一度目を通しておこうと思って手に取ったら、意外にも登場人物がよく見えてきておもしろく、ハマってしまったのです。
つまらなかったのは私のほうなのでした。
すぐに続巻を買い求め、伊豆のハナタレクソガキだった洪作(モデルは作者本人)が大学を出て新聞記者になるまで完全読破。
ようやく私にも読み頃がやってきたのでした。これでやっと中卒になれました。

舞台は旧天城湯ヶ島町
“あまぎゆがしま”という漢字の並びが風情があってステキ。
修善寺からバスで向かう途中には“さがさわ橋”“青羽根”“門野原”など作中にも度々登場する地名が出てきて、「あぁ、洪作はここを馬車で通ったのだなぁ」と早くも感無量。

724inotaku.JPG 井上靖邸跡

ここに洪作とおぬい婆さんが暮らした屋敷があったのです。
石垣などはおそらく当時のものでしょう。作中にも出てきます。
寝食をした土蔵のあった場所にはよく手入れされた花壇が置かれ、大切にされているようでした。

おまえ洪作だろう? 724kosaku.JPG

724ino1.JPG 724inosui.JPG

邸宅跡を出て少し歩いてみると、すぐ近くに金物屋が。
作中にも金物屋が出てきたけどまさかね、今もあるわけないよねなんて思ったのですが、そのまさかなのでした。そこが金物屋の幸夫んちなのでした!
その向かいには、なまこ壁の屋敷。
おいおいまさかここも?と思った通り、そこは洪作の本家である“上の家”であり、その向かいは子供たちがよく遊んだという営林署であり、その裏は小学校であり。
作中の街の一角は、大正初期も今も同じ場所にあるのでした!
なんてすばらしい。カンゲキ。

724inoiti.JPG その一角。左は営林署。

読んだ時に感じたほど街が大きくなかったことに驚き。
私が大人の目線しか持っていなかったからでしょう。
実際の環境は本当に“街の一角”なわけで、やはり子供の行動範囲をもとに書かれた小説なのだと、歩いてみてわかりました。

近くの天城温泉会館には、しろばんばに関する展示が。

当時の街の様子。やっぱり重なる。 724inotizu.JPG

724karee.JPG おぬい婆さんのライスカレー!

うーん、こういう手書きの展示いいなぁ。このレシピで作ってみよう。
「土蔵で食べたおぬい婆さんのライスカレーこそ本物のライスカレーであった」と作者は後に記しています。
この時代にライスカレーとはかなりハイカラだったのでは。大根が入るのね。
おぬい婆さんは歯が悪かったので、野菜は飲み込みやすいようにすべてみじん切りです。

昭和の森会館に残された旧邸も見学したかったのですが、残念ながら時間もなし。湯道や西平の湯も行きたかったな。
天城湯ヶ島はシロバンビストにはかなり魅力的な街でした。次は1泊で来よう。

天城峠へ。天城越えです。 724amab.JPG

724suisyou.JPG バスを降りたら踊り子街道へ。 

井上センセイの次は川端センセイ、「伊豆の踊り子」のあの隧道を目指して半舗装のゆるやかな道を30分ほど登ります。沢のせせらぎを聞きながら。
平日とは言え夏休みだしハイカーも少しはいるだろうと思っていたのですが、歩いている人は誰もいなーい!だって、小雨でガスぎみだしぃ。
ヒグラシが声を合わせて鳴いているのを聞くとすこーし寂しく悲しくなってきました。(笑)
どうやら女一人で来る所ではなかったようです。でもいいの。
一高生だって雨の中このつづら折の山道を一人登ったのよ。(あれは男だけど。)
そうよ私は一高生。

わさび田を見ながら。 724wasabi.JPG 

もやの奥に人工物が見えてきた時は、正直なところほっとしました。

724amagiaonn.JPG 旧天城トンネル

踊り子ならぬイケメンダンサーくらいいてくれたらどんなにいいだろうと思ったのですが(笑)、1組のファミリーがいたのみ。
往時はここに峠の茶屋がありました。行き交う人々で賑わったことでしょう。
開通から百年余りたった平成のこの日は霧雨にくるまれてしっとりと、深く静かに時が刻まれていました。
踊り子の旅芸人の一行もここで休憩したのだなぁ。
そう思う私の職業も旅芸人であったのでした。

中へ。 724tonnna.JPG

小さな電灯がついているものの中はほの暗く、ひんやりした湿気と土のにおいにつつまれていました。
冷たい石の壁からは水が流れる音が聞こえ、天井からは時折水滴が滴り落ちて。

あとになって「あそこは霊が出る」と聞かされたのですが、そんなの知ったこっちゃありません。(笑)
おかげで私はを心をワイドサイズにして、五感センサーの感度をフルにしてゆっくりここを歩くことができました。

724deguti.JPG 10分ほどで河津側へ。

こちらも青く深い森でした。
気づいたのは、川端作品は「トンネル」がキーポイントになっているものがいくつかあるなぁ、ということ。
トンネルを抜けてこなければ、人間は誕生できません。
また、人間はトンネルを抜けて高いところへ還っていくわけで。
そんな印象をこのトンネルに見出しました。



つづら折の道をしばらく下ってバスに乗り、河津七滝方面に向かいます。
つづく。





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2006年07月19日

どこ行く?

突然、連休が天から降ってくることになりました。来週の平日です。
なのでここはひとつ、軽めに旅っちゃうことにしました。

その連休あけから年末に向かって、徐々に仕事が詰まってきそうな予感。まるでラヴェルのボレロのように徐々に徐々に。
お盆や年末の仕事納めを除けばもしかしたら今年最後の連休になってまうかもーとなると、秋あたりに血中旅値が正常値からはみ出すのは必至です。
今のうちに“旅だめ”しておきたくなりました。(いやもう飽和なくらいにたまってますが。)

行き先は“雨の似合いそうな景色”で検討中。さてどうしよう。

●寝台特急「北陸」で古都金沢探訪
兼六園や古い街並みって雨が似合いそう。
今からB個室ソロの切符が取れるかがポイント。ここは譲れない。
取れなかったらあきらめる。

●伊豆半島縦断(日帰り)
中伊豆の番長である川端さんと井上さんに挨拶に行きがてら、旧天城トンネルを歩きたい。温泉もいいかも〜。
そういえば、金沢も中伊豆も井上さんの陣地でしたわね。

●尚仁沢湧水(栃木、日帰り)
山中に水が湧き突然川が始まる場所、らしい。
ここは雨ではなく晴れがいいけどなぁ。

●行き先決めず(日帰り)
とりあえず新宿駅や東京駅といったJRのターミナル駅に出て、行き当たりばったり乗りたいものに乗ってみる。そっとエンピツを転がしてみる。
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2006年07月15日

5 colors

さて、問題です。

6co.JPG これは何でしょう。





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2006年06月27日

親孝行沖縄の旅[おみやげ]

パッションフルーツ okimpass.JPG
シーカヤックでお世話になったふくらしや自然体験塾でいただきました。「畑でもいできた」と。なんてステキな畑なんだ!
赤く熟れるかしら。ちょっと心配。


okimumib.JPG 海ぶどう
意外なことに「常温保管」なのだそう。ナマモノだからと思って自宅に帰ってすぐ冷蔵庫に入れちゃった。あーんもう。
「ドレッシングでご賞味ください」とあるわりには「ドレッシングは上からかけないでください」と、食べ方に注文つけてくる。
海の繊細な風味を味わうために調味料は控えめに、ってことらしい。
食べてみて納得。


シークヮーサー果汁原液  okimsees.JPG
シークヮーサーってのが何者なのか沖縄を訪れるまでわからなかったのだけど、酸味の強い野生みかんの一種なのね。
うっかり者の私は原液をそのまま飲んでしまい、悲鳴をあげました。
すっぱーーーい!山手線5周分に等しいすっぱさ。(ってどんな?)
日本唯一の免税店DFSギャラリアで購入。
なんで免税店があるのか、やっぱりナゾだなぁ。


okimtya.JPG やっぱりお茶
お茶マニアとしては訪れた地のお茶ははずせない。
そのせいで向こう3年分くらいのストックがあるのだが…。
沖縄ポッカのさんぴん茶(缶ジュース)がわりと良かったので選んでみたのだが、袋の裏にある原材料名が「ジャスミン茶」となっている。
さんぴん茶ってジャスミン茶のこと?!
ゴーヤー茶は煮出して飲んでみたい。苦味大歓迎。




やっぱり食べ物ばっかりになっちゃった。

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2006年06月26日

親孝行沖縄の旅最終日[国際通り&公設市場]

最終日は那覇。まちぐゎー散策です。

oki3mas.JPG ゴーヤマスカラ!
マラカスとマスカラが並べて売られているあたりがノーベル賞級。
ここは楽器店です。

漢字Tシャツ? oki3t.JPG
こういうの着ている人が多かったなぁ。
「餓鬼」を着させられた幼児とかいたもんね。
「楽隊魂」があったら買っちゃうかも。嫌がらせのおみやげとして。(笑)

oki3tinu.JPG 犬もかい。
「御曹司」と書かれた大型犬用はありませんか。ありませんね。

誰かに似ている。 oki3pig.JPG
君は確かるるぶにいたね…?

oki3kao.JPG おいしい嫌がらせみやげ。(笑)
沖縄では“豚は鳴き声以外すべて食べられる”だって。

色とりどり。 oki3tu.JPG
お行儀良く整列。沖縄版和商市場みたい。

oki3200.JPG ゆいレール牧志駅にて。
二千円札はまだ3枚しか手にしたことがない。
おつりでもらったのはJRの券売機で出てきた1度だけ。平和希求紙幣だったのかぁ!

お昼は沖縄そば。 oki3okisoba.JPG
ラフテーそば。シンプルながらもやっぱり肉がウマイ。
小麦粉の麺を茹でたあとにあぶらをからめるのが沖縄そばの特徴だとか。

oki3si.JPG 空港へ向かいます
ゆいレールの改札にもシーサーが!
改札を通ると駅員氏が「ありがとうございまーす」と頭を下げてくれる。
お江戸じゃ考えられんば!

oki3sya.JPG
シャツの裾を出していい鉄道会社はここだけではないだろか。

日本最西端駅! oki3sei.JPG
ってここだったのかぁ。
思えば遠くへ来たもんだ。最南端は一つ手前の赤嶺駅。


空港内の売店で感動的な出会いがありました。
oki3daito.JPG
 大東寿司!
うわーうわー、ここで大東寿司が売られているなんて!
全日本島寿司友の会会員としては万歳三唱のヨロコビであります。(そんな会はたぶん存在しません。)
伊豆大島の島寿司(べっこう)、小笠原島寿司に続いて3つめの島味。

機内で頂きました。 oki3daito.JPG
やや柔らかめに炊いた甘めのシャリにネタはヅケ。サワラかな?
大東寿司はその昔、八丈島から南北大東島に移住した人々が伝えた島寿司。
もともと寿司文化の無い沖縄に寿司があるのは、そんな理由からなのです。
次は現地で食べます!島が私を呼んでいる。


oki3bou.JPG 親孝行沖縄の旅、おわり。
「どこが親孝行?」というツッコミは甘んじて受けます。
posted by どみ at 23:59| 東京 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

親孝行沖縄の旅2日目[シーカヤック&美ら海水族館]

金武(きん)町。 oki2kin.JPG

ふくらしや自然体験塾でシーカヤックツアーに参加しました。カメラはお留守番です。
地元出身というおにーさんにパドル操作を教えてもらったら、すぐに2人乗りのカヤックで太平洋に出発。私は妹と。息を合わせて左右交互に漕ぐわけですが、

イチー!ニー!
船長!船が回転しています!
右を5回漕げっ!
船長!風に流されています!
なにー!気のせいだ!
船長!岩にぶつかります!
どけてくれ!

姉妹艇はあんまり息合ってなかったかも。(笑)
母&おにーさん艇に差をつけられました。(母は今回の旅で一番心に残ったのはおにーさんとの会話♪と言っていた)

十数年前のエルニーニョ現象で、沖縄本島のサンゴの多くが死滅したのだそう。
礁地(イノー)には白化したそれが多く打ち上げられて藻が生えていました。「オレが子供の時はこんなの無かったぁ」とおにーさん。
そんな所にも生き物はたくさんいる様子で、アナゴやナマコやウニを発見。タコ取りに来ていたおじさんも。

億首川のマングローブ林。 oki2man2.JPG

オヒルギとメヒルギの群落です。潮が引いていたので歩きで観察。
丸い木漏れ日が地面でキラキラして、ほんとうにきれい。


お昼はタコライス。金武町はタコライス発祥の地なのです。
oki2para.JPG おにーさんに発祥の店を教えてもらいました。

oki2chikin.JPG oki2yasai.JPG

チキンタコライスと野菜タコライス。
これがものすごいボリューム!ライスだけで2人分くらいある感じ。
鳥の唐揚げを注文したら骨付きもも肉が5本もででんと出てきました。
それで400〜500円だからめちゃ安、しかもウマイのですが、どうやらメニューすべてが米軍サイズの様子。
店から数十メートルの所にCAMP HANSENがあるのです。
店内を見回せば、それらしき御仁も。ドル払いも可でした。

このボリュームに日本女子は撃沈っ。
ちなみに、母はタコライスをオクトパスライスのことだと思っていたそう。(違)

HANSENはなぜ鳥居のマークなんだろ? oki2hansen.JPG



午後は沖縄美ら海水族館。これを見たかった。

oki2tyu4.JPG

世界一の大きさを誇る大水槽。
自然光のカーテンが揺れる中に魚達が輝いて、じつに鮮やかな「青」なのです。
マンタは空を飛んでいるようでした。ジンベエザメでかいわ〜。
シアタータイプの座席があるのも納得。うっとりして口が半開きだったと思う。

oki2tyu.JPG oki2tyu3.JPG

通路に座るなんて非常識だけど、確かにここは座りたくなるわ。
見られて満足でした。



国道沿いに点在するアイスクリン。 oki2ice4.JPG

秋田では「ババヘラ」と呼ばれていました。(オババがヘラで作るから。)
沖縄はババはいないもよう。

oki2ice.JPG こういうのがおいしいんだよね。150円の喜び。



夕食は琉球料理のお店月乃浜へ。
旅の前日にこの店が「元祖!でぶや(テレ東)」に登場したのを母が視聴したらしく、やんばる島豚アグーの陶板焼きをぜひ食べたい!と言うのです。
生まれた時から肉嫌いの母がですよ。どんな肉やね。


右がやんばる豚(白豚)、左がやんばる島豚アグー(黒豚)でございます。
oki2agu1.JPG

陶板焼きで。 oki2agu.JPG まいうー!

脂がウマイ!タレ無しでも肉自体がウマイのです。
母がおいしいと言った肉は初めて。すごいぞアグー!

海ぶどうも。 oki2umib.JPG 

グリーンキャビアとも呼ばれる海草。
ほんのり塩気があって、ぷちぷちと不思議な食感。まいうー!




本日の移動
恩納村〜金武町(カヤック)〜本部町(水族館)〜恩納村(ホテル)
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2006年06月24日

親孝行沖縄の旅1日目[沖縄初上陸]

okihote.JPG 

梅雨明けしたばかりの沖縄は、よく晴れてまぁ暑いこと!
この日の気温は30℃。
まだ梅雨時で太陽無しのじめじめした東京から抜け出てきた身には堪えました。
沖縄の太陽は直球勝負です。

羽田発の飛行機が遅れた上に、レンタカー会社では「お客様がご利用になる車が見当たりません」という笑っちゃうようなトラブルにも見舞われてだいぶ時間をロスしてしまいましたが、まずはオキナワンファーストフードのjefで島グルメを。

okigoyabaga.JPG ぬーやるバーガー
ゴーヤオムレツとスパムのバーガー。苦味はそれほど無く、がつがつと。

ゴーヤリング。 okigoyaring.JPG 
ウマイ!苦い!とまらない!


私が楽しみにしていたやんばるの森は時間ロスのために中止。(泣)
名護のokinawaフルーツらんどへ。あまり期待していなかったのですがなんと、

okiabo.JPG アボカドがなってたよ〜!

樹上に実があるのを初めて見ました。
高さ10mくらいの樹に、いやん、鈴生りじゃないの!
これで鶏卵より少し大きいくらい。もし収穫期だったら「それ食わせてください!」と土下座したかもね。

マンゴーもたくさん。 okimango.JPG

もうすっかり満足したのですが、これで終わりではなかった。
順路を進むとバードゾーンなる所が。
人に慣れた鳥が放し飼いになっているじゃありませんか。
バタバタと飛び回っている中に人が入っていくのです。

okib1.JPG 勝手に乗ってくるのよ。
天然色100%です。okibg1.JPG 
結構重い。 okibh1.JPG
okibk1.JPG 母に求愛はやめたほうがいいぞ。

鳥のナマ足って温かいのね…。なんかカンドー。
妹はカーディガンの裾を食われていましたが「記念になるっ!」と喜んでいました。それは良かったネ。
母は鳥に求愛されて喜んでいました。それは良かったネ。

oki1yuu.JPG

沖縄の街を見て思ったこと。

●建物はコンクリートだらけ。
 気温や湿度から見たら木造が望ましいのだそう。戦前は木造が多かったそうだけど、戦後アメリカの住環境の影響もあってコンクリート製が急増したと、ジモトンチュが言っていました。台風に備えるにはそのほうが良いしね。
 外廊下やベランダが風の通り道となるような工夫がされているのも独特。
 
●多くの家の屋上に給水タンクがある!
 夏は断水が度々あるからさぁ〜だって。必需品なのだそう。

●墓がデカイ!
 ちょっと街から離れると、道路沿いの斜面に点在している墓地。
 関東とは違い墓石からして家型なので、小さなニュータウンのようにも見える。(笑)
 中には“人が住んでいるんじゃ?”というような規模の亀甲墓も多く、敷地面積だけで家1軒分くらいはあったり。
 どんなエライ人が埋葬されているのかと思ったけれど、そうでもないらしい。(笑)
 確か中国に見られる形式、墓地からアジアを感じてしまったのでした。

●米軍基地、自衛隊基地
 予想以上に多く感じた。
 レンタカーを運転していてなんだか景色が変わったなと思ったら、基地だったり。
 大通りからは森にしか見えない中にもヘリパッドがあったりするのだそう。
 アジア、アメリカ、琉球。いろんなものがミックスされて沖縄の景観が作られているんだなぁ。 





本日の移動
那覇空港〜シャトルバスでDFS〜レンタカーで名護〜恩納村(ホテル)

恩納村の村章 okionnna.JPG そのままオンナかい。


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2006年06月23日

親孝行沖縄の旅[なぜ私は沖縄に行くのか]

沖縄に旅行することになりました。

いや、正しくは母に“連れて行かれる”なんですけど…。

「沖縄に行きたい」と言い出したのは母でした。
娘2人も仕事を持ち、家を出て、次に一緒に旅行できるのはいつになるかわからないから早いうちに3人で行こうと。
まぁそれはそうなのだけど、なぜ沖縄本島?!


私、旅に関してはかなりヘンクツな趣味を持っています。
何もないところに何があるのかを探すのが好き。よって有名観光地などはあまり好みません。
旅行ガイドを読む前に国土地理院地形図や時刻表を揃えてしまう。
そんな資料から読み取った“訪れたいポイント”言えば、決まって人が行かない所とか行けない所だったりします。
旅に関してヘンクツでジコチューなのは自他共に認めるところです。

首にはネックレスではなくタオル。
観光ガイドより地形図。
旅行カバン持つよりバックパック。

そうさ。ヘンクツバックパッカーで何が悪いんじゃ。

ところが。
母と妹の旅のスタイルは旅の王道“るるぶ路線”なのでした。
筋金入りの変哲“バックパッカー路線”の私とは、水と油なのです。犬と猿なのです。巨人と阪神なのです。

沖縄に行くならゼッタイ離島、それも南大東島がいいと遠まわしに遠慮がちに母に伝えたら、「そんな外れよりまず行くなら本島からでしょう、首里城行きたいナ」と正攻法で一蹴してきたので、もうそれ以上なにも言えなくなりました。あぁ。言いだしっぺは母なのですから。
悔しいので味方をつけようと思って妹に“南大東島がどんなにすばらしいであろう所か”を説いたら、妹は母に「ママ、おねえちゃんってヘンなんだよ」とチクりました。あぁ。

予想はしていましたが2対1には勝てないのでした。
デパートで妻と娘の買い物に仕方なくつきあうオトーサンの気分です。


3月に素晴らしい小笠原の旅をしたばかりなので、植生や地勢が近いであろう沖縄が小笠原との比較に終始してしまうことを私は恐れているのです。
でも、3人のスケジュールが合うのはこの先1年を見ても今頃しかないのでした。

「沖縄は高速道路の制限速度が140kmらしいよ」「沖縄って119番通じるのかな」とほざく母と妹、旅行というよりはこれは親孝行なのだ家族サービスなのだと半ば落ち込みつつ割りきって付き合う覚悟の私。
親子3人、あわせて448cmの旅が始まったのでした。(身長足すなよ。)
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2006年03月18日

寝台特急「出雲」廃止

JRグループのダイヤ改正に合わせ、山陰線経由で首都圏と山陰地方をつなぐ寝台特急「出雲」が17日、大阪までの準急として誕生し58年、特急昇格から33年間の歴史に幕を閉じた。
「出雲」は1947年に大阪―大社間の準急としてスタート。72年に寝台特急として格上げ。以来1日1、2往復、東京―出雲市駅を結んできたが、利用が低迷。JR西日本は昨年12月、採算悪化と車両老朽化を理由に廃止を表明した。



小笠原の思い出に浸りつつも、もう次の旅を夢見ている私。
沖縄の超マイナーな離島中の離島もいいし、寝台特急「富士」で別府・湯布院の温泉めぐりもいいなぁ…と思っていたのだが、後者にしておいたほうがいい気がしてきた。
早いうちにブルトレに乗っておかないと!

ソフトな鉄子としてはブルトレが消えていくのは寂しい限り。
初めて乗った「あけぼの」Bソロは、寝る乗り物としては快適ではなかったものの、ひとり占めの大きな窓に流れてくる風景を追うのがとても楽しくて、「コレで日本列島縦断できないだろうか」などと考えたりしていた。
飛行機より値段が高くても、時間がかかっても、またブルトレに乗りたいと思えた。

仕事帰りに上野駅で停車中の「北斗星」「あけぼの」などに遭遇することがあるが、平日のB寝台はいつもスカスカだ。
それに車体の老朽化はトーシローの私にもわかるほど。
ヒビとハガレでぼこぼこのボディは、撫ででやりたくなる。うん、君はよく頑張ってる。

首都圏発だと、居住性の良い2つのサンライズやカシオペア、それに北斗星なんかはこれから先も活躍するだろうが、それ以外の寝台特急の縮小運転又は廃止は思ったより近いかもしれない。

私が乗るか、富士が引退するか。どっちが先になるだろう。
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

小笠原諸島父島の旅[おみやげ]

ogasio.JPG 島塩唐辛子醤油

この塩のために料理をしたい!と思わせるくらい、良い塩。結晶が大きく味はまろやかなめらかで舐めたくなる。(笑)
私が泊まった宿のおとーさんが製造、販売。こちら
唐辛子醤油は、辛&旨。ヅケ丼を作るんだー。島寿司ふうに。


島トマト。 ogatoma.JPG

トマトだーいすき。島トマトは皮にツヤとハリがあって見るからに健やか。
フルーツトマトのような感じで、島塩と食べるとサイコーだった。なぜか父に誉められた。「よくやった」と。


hakarame.JPG ハカラメ(セイロンベンケイソウ)。

ビジターセンターでもらった。その名の通り“葉から芽が出る”。
父島のあちこちで見かける熱帯原産の帰化植物で、この葉っぱ1枚からどんどん増え数年で釣鐘型の花を咲かせるらしい。
食える植物栽培ヲタクの私としては、食えない植物には興味が無いのだが、この子が父島生まれとなれば話は別。かわいがってあげましょう。パキラの種ももらった。


小笠原産お茶。 ogatya.JPG

ハイビスカス茶とグァバ茶。
ハイビスカスの花100%(茶葉なし)で漂白されていないところがグー。“そのまま乾燥させただけ”っていうのは貴重なのです。
グァバ茶も同じく。煮出して飲みましょう。期待大。

父島ではハイビスカスが街路樹として植えられ、この季節でも花を咲かせていました。始めは造花かと思った。(笑)




トロピカル系フルーツがあれば良かったのだけれど、残念ながら旬の農産物が少ない時期でした。旬であっても少量で市場に出なかったり。
パッションフルーツやスターフルーツが食べたかったなー。またこんど。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/07ogasawara/32_sakumotsu.htm

                  【小笠原諸島父島の旅 おわり】


posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

小笠原諸島父島の旅最終日[旅のココロは]

どうして太陽は寝坊しないんだろう。だから私も目が覚めてしまう。

ogaasahi.JPG 
おがさわら丸からの朝日。


変わり者が変わり者のままで堂々といられる島、小笠原。
船で往復51時間の旅を選択する時点で、やっぱり偏屈と思われても仕方ない。(もちろん私も含まれますわー。笑)
私が一番最初に小笠原に惹かれたのは、まさにこの“51時間”。昨秋のことだった。
そんなに遠いならますます行きたくなるもの。いつ行けるかわからないというなら今行きたい。船で1日過ごすと景色はどう変わって行くのか。
妹には「ありえない」と一蹴され、母は「沖縄がいいなぁ」と私の燃える旅心に水をかけるようなことを言い、父は父で「海なんかやめなさい」とよくわからないことを言い、犬には無視された。(うそ。)


                         ogatora.JPG


年末の演奏会シーズンでの怒涛な日々から解放されて正月を迎えた時、「あぁやっとこれで一人旅に出られる」と思ってほっとした。
仕事柄ビータ(旅)の機会は多いが、背中に楽器がある限りそれは旅ではなく仕事である。
楽器から離れて一人になって自分勝手に歩き回りたかった。
行きたい方角へ行き、食べたいものを食べ、見たいものを見たかった。乗りたいものに乗りたかった。

すぐにでも行きたかった旅も結局3月にまでずれ込んだのだが、結果的にはそれで良かったと思う。
ちょうどホエールウオッチングにいい季節だったし、海ではウエットスーツを着用したものの泳げる水温だった。旅の仲間も出来た。


  ogatara.JPG


同じ船に乗った面々を窺ってみると、鯨類鳥類の実習や卒業旅行らしき学生さん、バカンスらしきご年配のご夫婦が多かったように思う。
それ以外は島民か仕事で命ぜられるままに来た人かへっぽこ演奏家くらいなものだろう。
やはり誰でも来られる島ではないのだ。それがこの島をよりいっそう魅力的にしている。

誰でも来られる島でないということは、そこに集まる面々もなかなかユニークだ。
美しいビーチに行くために往復4時間以上をかけて荒れた山道を完歩した男衆もいたし、よほど景色が気に入ったのだろうか、川べりの柵にまたがって一人で菓子パンをほおばる女の子もいた。(私ではない。笑)
俺はエコを貫き通すのだと、汗だくでひたすら歩き旅に徹していた益荒男もいた。
そして彼ら彼女らの猛者が顔を合わせれば、お互いのファイトを称えお互いの珍獣ぶりを認め合うのだ。


sinagawa.JPG
             


父島には新空港を建設する案が立ち上がっている。
もし本当に建設されたら島民にとってもそれはすばらしいことだし、これまでより多くの人が訪れるだろう。

ただ、美しいままであってほしいと願う。


空港ができる前に、もう一度おがさわら丸で訪れたい。




6日ぶりの東京は、春色の空気が流れていました。

ogatakesiba.JPG 



小笠原海運
 おがさわら丸を運行。小笠原ガイドや船内紹介に旅心を掻き立てられます。

まるひネット
 島で唯一のインターネットスペース。携帯メールのチェックに使わせてもらいました。

パパヤ マリンスポーツ
 父島1日コースでお世話になりました。 
 南島上陸&昼食、兄島海中公園シュノーケリングが特に良かったぁ。

ボニンブルー シマ
 半日戦跡ツアーでお世話になりました。一人参加も可はありがたかった!
 マルハチ、タコノキ、オガサワラビロウ、覚えました。

ホテル ナインボール
 私が泊まった自炊宿。ワンルームアパートで部屋がとても広かった。(広すぎて寂しくなるくらい。笑) 
 生活に必要なものはすべて揃っていました。


Special thanks!!
エンジョイ!島ライフ 青い鳥さん。
 父島にお住まいで、島のナマ情報をいろいろ教えてくださいました。
 ありがとうございました!
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

小笠原諸島父島の旅5日目[さよなら父島]

父島最後の朝食。おかずは tyousyoku.JPG 
ピーマカパパイヤのきんぴら。お惣菜を買ってきました。
ピーマカはササヨの酢漬け。
パパイヤのほうは青い果実をきんぴらにしたもので、見てくれも味もまさにきんぴらごぼう。あの甘い果実を想像して口にすると、ずっこけそうになります。


東京に帰るおが丸は14時発。
レンタルバイクを返したり、お土産を買い足したり、ゆうパックの箱に土産と夏服と水着を詰めて自宅に送ったり、たりたりたりで、あぁ主婦って忙しいわなんて思いながら、ぎょさんをぱたぱた鳴らして街を歩いていました。
街がとてもコンパクトなので、お店も役場も郵便局も海もさっと歩ける位置にあるのです。
まさにこれぞ都会であると思いました。(笑)



3日間の滞在は思ったよりもずっと短かった。
一つ山でも登っておきたかったもののその時間は無く、街から近い高台にある大根山公園へ。
父島に入港した時に始めに見えたのがこの公園で、気になっていたのです。

いいお天気。 ooneyama.JPG
鳥のさえずりを聴き、風に吹かれてしばしうたた寝。
きっと、こういうのを幸せというのだな。

急な坂を下りてお昼は

島寿司弁当!
simadusi.JPG

ヅケにして握るのが島寿司の特徴。ワサビではなくカラシを使うのです。
いただいたレシピによると、ネタはカマスサワラだとか。うまーいうまーい!

あぁしあわせ。simaduoomura.JPG

omuragyosan.JPG

島の味を堪能し、最後の最後にもう一度波と戯れ、
初めは戸惑った強烈な日差しを体にしみ込ませ、見たことのなかった青い青い海を思う存分目に焼き付けて、

私はおがさわら丸に帰りました。 ogakaeru.JPG 
帰りも大フンパツして特2等。 toku2tike.JPG 
2等に乗る予定だったのですが、行きに乗った特2等の“私の城”スタイルに惹かれましたわ。
乗船手続きの際に窓口で「特2に切替えできますか?」と尋ねたら、可とのこと。
11,280円追加し、青スリッパ(指定席だけに与えられる船内履き)の人となりました。


おがさわら丸は定刻14時に父島二見港を出港。

miokuri.JPG 
盛大なお見送り。

何せこの季節は月に4度ほどしか船が来ないのです。皆が手を振っています。
3月は卒業や人事異動のシーズン。
今回の船で離島されるのでしょう、首にハイビスカスのレイをかけてもらったりして別れを惜しむ姿があちこちで見られました。
レイは海に投げ込むものなのだそう。


盛大なお見送りは陸からだけではありません。
十数隻もの船が並走してついてきます!

miokuri2.JPG

おが丸に乗るときに寂しくならなかったのは、こうしたものすごいおもてなしがあることを知っていたから。
船に積んだ大太鼓を鳴らしてエールを送る応援団が乗った船あり、ユニフォーム姿の女の子たちが乗った船あり。
皆が「行ってらっしゃーい!」と叫んでいます。

その時、イルカが! iruka.JPG

十数頭の群れが波乗りに来たのです。最後にイルカにお見送りされて感激。涙が出そうになりました。(ドルフィンスイムの時はイルカに逃げられたのよ。)

tuitekuru.JPG

湾を出ても、先頭を交代しながらたくさんの船の「いってらっしゃーい!」が続きました。
そしてもうここまでというあたりで、見送りの彼らは勢いよく海に飛び込むのです。
船の2階から宙返りで飛び込んだり、手をつないで飛び込んだり。

最後まで来てくれたのは、父島1日ツアーで私が乗った船でした。

tobiko.JPG

救命胴衣をつけた子供達が、漂流難民のように点々と流されながらもまだ手を振っています。「いってらっしゃーい!」




だから、また旅が楽しくなる。
ありがとう、父島。

東京には翌日15時半に到着予定。まだ旅は続きます。
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

小笠原諸島父島の旅4日目[島の風になる]

レンタルバイク(原付)で、島内をぶらぶらドライブの一日。


免許は持っているのですが、これまで原付に乗ったことがありませんでした。
自動車は運転し慣れているのでレンタカーにしとけばラクなところを、乗ったことのない原付バイクをわざわざ選んだのは、島の風になってみたかったから。(原付でかっこつけてみました。笑)
旅の少し前に免許センターに行き、おそらく高校生であろう若者達に混ざって安全運転講習に参加してきました。
元白バイ隊員という鬼教官に怒鳴られながら原付達人への道を歩んだので、運転テクニックを習得しただけではなく大型自動二輪並みの度胸もつきました。ブンブンブブブンです。


まずは小笠原亜熱帯農業センター。
目的は2つ。世界の熱帯植物が堂々揃った広い展示園で、マンゴーとアボカドの樹を見つけることです!
目をマンゴー色にしたりアボカド色にしたりして探すと、あったあった。こりゃびっくりよ。

マンゴーの大木。デカーイ!titimanngo.JPG

2階屋根くらいの高さ。マンゴーってこんなにわさわさと大きくなるのね〜!
さすが、この地にしてこのマンゴー有り。実がなるところまで見てみたい。
樹はこの他にも何本かあり、花が咲いているものも。
このあとにマンゴーを栽培されているという方とお話する機会があったのですが、私がマジメにマンゴーを栽培してることを話すと「埼玉じゃ収穫はムリムリ」と一笑されました。(泣)
父島のマンゴーはそれはそれはおいしいのだそうです。
私だって諦めませんわよ。

残念ながらアボカドの樹には出会えず。
その代わり(?) titipapaiya.JPG パパイヤ

父島では周年パパイヤを収穫できるようです。
多くのお宅で庭木として植えられていました。う〜んいいなぁ。私も次はパパイヤだな。


titiano-ru.JPG titinoyagi.JPG

父島でちょくちょく見かけた生き物、グリーンアノールと野山羊。
アノールはイグアナの一種。体長15〜20cmくらいでしょうか、街でも山でも何度も見ました。
なかなかキレイな緑色でつぶらなおめめがかわいらしいのですが、元々は父島にいなかった生物。生態系を崩す害獣です。
野山羊も同じく。家畜として人が持ちこんだ山羊が野生化して大繁殖してしまったもので、この日だけでも十数頭の野山羊に遭遇。この写真はヤギ牧場ではありません。(笑)
定期的に駆除が行われているようで、園内には野山羊供養塔なるものがありました。
小笠原諸島が世界遺産の候補地となったまま正式登録されないのは、こうした移入種が固有種の存在を脅かしているという問題が残っているから。



小港海岸とそこに注ぐ八ツ瀬川
父島で川らしい川はここだけのようなので、ぜひ訪れたかった場所。

河口から100mほど手前のあたり。 yatuse.JPG
この川の色はどうみても熱帯だ!
小魚が群れを成して泳いでいました。よく似たのをテレビで見たことがあります。「アマゾン川の不思議」とかいう番組だったような…。

kominatokakou.JPG 河口。

小港海岸。kominatokai.JPG

kominatoasi.JPG 靴を履いているのがばからしくなった。(笑)
この日は海水浴の男の子達が一組いた他に人はおらず、プライベートビーチ状態。
鳥のさえずりと山羊の鳴き声(親子で輪唱)を聞きながら、波打ち際をゆっくり歩きました。
島に来て初めて穏やかな時間を過ごしました。



境浦。 hinkou.JPG

太平洋戦争中に魚雷攻撃を受けて座礁した船が、赤錆びた姿で今も残っています。
シュノーケリングをやっている人がちらほら。
私はここでも靴を脱いで波打ち際をぱちゃぱちゃと歩きました。
帰る時にまた靴を履こうと、砂だらけの足をタオルで拭いていたら遠くから声が。

ねーちゃんよぅ、その辺に座って足を乾かしておきゃー砂は落ちるんだよぅ

休憩中なのか、東屋で寝ころがったおっちゃんでした。
あぁそうか、この島では急ぐ必要などないのだな…。拭いたりしなくてもいいんだ…。
なんで島必須アイテムぎょさんを履いてこなかったんだろう。(笑)


sakaiu.JPG

この日が初めての個人行動。
旅をしている実感がやっと湧いてきたものの、明日はもう父島最終日です。






suihei.JPG

気がつかなかったんだけど、
水平ってすごいことよね。
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

小笠原諸島父島の旅3日目[クジラ&南島&兄島海中公園]

ホエールウォッチング&ドルフィンスイム&南島上陸&兄島海中公園シュノーケリングの1日ツアーに参加しました。
クルーザーボートに乗船して野生のクジラとイルカを捜しながら父島沖を駆け回ります。
はれて海の女になれる日です。

gyosan.JPG まずはぎょさんを購入。735円。
ぎょさんとは“漁業従事者専用サンダル”。
見た目はビーチサンダル型便所サンダルのようだけど、滑りにくくて丈夫で使い勝手が良く、船上でも陸でも島民必須アイテムなのだとか。
島民老若男女はもちろん、観光客も小笠原に来たらぎょさん。私も島に来る前から狙っていました。
確かに、街を歩けばぎょさん率は8割くらいに達していたみたい。(8割がサンダルの街ってすごいでしょ?)
ぎょさんを履いて初めてこの地に溶け込めた気がしました。(笑)


私が父島に行こうと思ったきっかけの一つが南島
父島は溶岩の島ですが南部にあるこの南島一帯だけは珊瑚の島で、沈水カルスト地形というのだそう。白い砂浜と透き通った水色の海なのです。
あるガイドブックには「ここを見なければ死ねない」とまで。
そこまで書かれちゃモーツァルトご誕生250年など祝っているヒマはないのです。

南島入り口の鮫池。そう、この色! minamisame.JPG

珊瑚の山を登ると見えてきました砂浜。

minami3.JPG

小笠原にはボニン・ブルー(BONIN Blue)という言葉があります。
ボニンは「無人」が訛った言葉で、「無人島の青い海」という意味。
きっとこんな色をボニン・ブルーというのだと確信しました。

minami4.JPG

昼食&昼寝タイム。 minamihito.JPG 

南島に降りた時に、この島に合う音楽(あるいは曲)は何だろうかと考えたのですが、それは愚問でした。
この地で音楽は何の意味も持たないのです。
静寂の上に広がる波の音と鳥のさえずり。それ以上のものはありません。

             minamikusa.JPG

淡水の池に行き遅れた白鳥が1羽。 minamihaku.JPG

        minamikaeri.JPG

minamimaimaia.JPG 
ヒロベソカタマイマイの半化石殻。ウミガメの卵の殻もいくつか。

さて、ホエールウォッチング&ドルフィンスイムですが、ちょうどザトウクジラの観測シーズンだったこともあり、うじゃうじゃいました。
あちこちでブロウ(水蒸気=潮吹き)が上がり、海面から顔を出したり尾びれを高く上げて潜りこんだりする様子が見られました。

これで50mくらい接近したところかな?zatou.JPG

イルカのほうは残念ながら1頭しか出会えず。
ドルフィンスイムをすべく私もシュノーケルで海に入ったものの、イルカはきっと「ぎこちない泳ぎの奴が来たな」と察知したのでしょう。すばやく逃げ去って行きました。
イルカがごきげんな時は、海中で人間とダンスしてくれるそうです。相手を選ぶそうですがね。
泳ぎの上手な人間が好きなイルカもいれば、カラフルな水着を着たぽっちゃりめの色白の女の子ばかりを狙うエロイルカもいるらしい。


最後は兄島海中公園でシュノーケリング。
一番始めに潜った男の子が「うわぁ、ここ竜宮城やで!」と叫んだので、まさか〜と思って海中を覗いたら、

ホンマや!竜宮城や!(笑)

珊瑚礁が広がる海中に、色とりどりのお魚さん達がもう、うじゃうじゃわいわいと!
日光が海中にまで射し込んでいて、それはそれは美しいボニンブルー。
写真でしか見られないような光景がそこに広がっていました。

魚の多さを言葉で表すならば、ヒッチコックの「鳥」です。(笑)
襲いはしませんが、それくらい魚はいます。
人に慣れているのか、触れる位置まで近寄ってくるのです。
良かったなぁ。水中を撮れるカメラを用意すればよかった!

私は硬派な山ヤの両親に育てられた筋金入りの山女なのですが、

海ってイイ!(・∀・)

今度は両親を海に引きずり込んでやろうと思いました。
海なんてちゃらいわ〜と言っていたのはいったい誰でしょう。




夕飯を食べにレストランに行ったら「本日クジラフェスタに出張しているのでお休み」の張り紙が。
そこで私もクジラフェスタなるものを覗いてみることに。
屋台で“カメの煮込み”なんてものを発見!
頂いてみると…牛すじっぽい感じ?すきやき風の味付けでした。
けっこう歯ごたえがあり、こってりと油分もある感じ。
小笠原ではアオウミガメを煮込んだり刺身にして食べる習慣があるそう。


東京都ヘヴンアーティストご一行様来場。
vn.JPG 
ここでヴァイオリンを聴くなんて思ってもなかった…。しかもへっぽこではないと見た。(笑)
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(10) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月04日

小笠原諸島父島の旅2日目[戦跡探検ツアー]

太平洋に昇る朝日をおがさわら丸から見たくて、5時半起床。
しかーし外は曇り。日はほとんど見えず。→寂しく二度寝。

遅い朝食のあとに見えてきたのは、小笠原諸島最北端のケータ列島。しばらくすると
otoutojima.JPG 弟島、兄島も見えてきた。

titijima1.JPG 父島も見えてきた。

titimati1.JPG 
ついに街が見えてきたー!と思ったら…

titioki.JPG 停泊していた船が寄ってきて

titidemukae.JPG 
なんとお出迎えの船でした!
子供たちが手を振って「おかえりー!」と叫んでいます。そう、おかえりなのです。

titityaku.JPG 

竹芝桟橋をでて25時間半、父島二見港に到着しました。
到着してしばらくはびっくりと戸惑いの連続。
だって、その強烈な日差しと、見たことのない青い青い海と、街の後ろに立つ岩山と、その岩肌にでろろ〜とぶら下がるこれまた見たことのない植物。等々。
南国ではあるけれど、トロピカルとも内地の港町とも違う街の雰囲気。
「すごい所に来ちゃったな、どうしよう」という気持ちでした。わくわくしつつも。(笑)

先ほど船が到着したところから徒歩1分の所で、
こーんな砂浜が広がっているのですよ。oomura2.JPG
大村海岸。サンゴが散らばる白い砂浜と水色の海を見て、ますます「どうしよう!」。 

腹ごしらえ、島魚のサラダランチ。 simauoranti.JPG


午後からは戦跡探検ツアーに参加しました。
太平洋戦争開戦時、父島には陸軍と海軍の要塞が配備されていました。
壕や高射砲、トロッコ跡などが今も多数残されています。
案内された夜明山はトーチカや要塞跡で洞窟だらけ。
地上戦こそ行われなかったものの、父島も空襲や艦砲射撃による攻撃を受けています。
ここから多くの若者がサイパンや硫黄島に飛び立ったはず。
父島に行くからには、オブジェではないそれらを見ておかねばならないと思ったのです。

   sennseki.JPG
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titiyuuhi.JPG

初めて日本地図帳を開いた小学生の頃からずっと気になっていたこと。
「なぜ小笠原諸島はファミリーなのか。」
父島、母島という名の他に、兄島、弟島、姉島、妹島、嫁島、孫島などの名があり、太平洋に大家族が広がっているのです。
でも、どの本もガイドブックも答えを教えてくれませんでした。
それで、父島在住である戦跡ツアーを案内してくださったガイドさんなら教えてくれるかもしれないと、期待していたのです。

ガイドさん、「女性の前でこういうことを言うのも申し訳ないですが」と前置きした上で丁寧に教えてくださいました。

父島には男性の象徴の岩があり、母島には女性の象徴の山がある

つまり、最初に小笠原諸島を巡検した人物にはどうやらそのように見えたらしいのです。
そこからまず父・母と名前を付け、その周りに広がる島々にファミリーを割り振ったのであろう、と。


どおりで、誰も教えてくれないわけだ。
十数年間のギモンがめでたく解決した1日でした。
posted by どみ at 23:59| 埼玉 ☁| Comment(9) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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